7/22(木)〜7/28日(水)の一週間で、電子出版関連で大きな展開が。

s-fridge2010-07-30


一週間のニュースダイジェスト


7月22日(?) 海外マンガ配信最大手OneMangaが全漫画削除・配信停止を発表


7月23日 米著作権庁、合法利用の範囲を大幅拡大


7月27日 「電子出版制作・流通関連事業者による協議会」設立


7月28日(米日付)Amazonキンドル発表(他言語文字表示対応です。)



Amazonの公式発表前日に、Kindle日本語対応きそうだな〜と思ってつぶやいてたら、本当にきました。Kindleストアも時間の問題ですね。その前に、日本の「電子出版制作・流通協議会」は対策を練っているのでしょうが、注目すべきは、電子本の価格と作家と流通協議会の印税率です。
毎日jpによると、大日本印刷の流通プラットフォームも今秋開設されるそうですが、

電子書籍の制作や販売を請け負うほか、著作権管理や印税の支払い業務なども代行し出版社の電子書籍ビジネスを支援する。傘下の電子書籍専門取次会社などを通じ、他の販売サイトや書店にも流通させる。


とあります。今後、日本にキンドルストアが開設された場合、流通協議会の電子本の価格がキンドルより下がる可能性はあるのでしょうか。また、この協議会に入ってない小さな出版社とか書店などは選択肢はあるのでしょうか。「オープンで水平分業型」の日本の事業モデルということでしたが、流通プロセス構築における「取引規約」と「技術仕様」にも大注目です。


詳しくは、「電子出版制作・流通協議会」「総務省 デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」をご覧下さい。


(参考)
One Manga Forum - Announcements
痛いニュース2ちゃんねるニュース
U.S. Copyright Office
TechCrunch Japan
電子出版制作・流通協議会 プレスリリース
Announcing a New Generation of Kindle プレスリリース