地図を制する者が世界を制する?Part2

広告分野において、Googleはキングなり。
地図を握ってるのが一番の理由。
#しかも3D。


注目すべきことに、Google EarthがブラウザのGoogle Mapsに組み込まれた。


Earth View in Google Maps


Google Mapsは非常に発展性が高いサービスで、今後ブラウザやネット回線のスピードの向上と比例して、巨大なコンテンツ市場、広告ビジネスに成長する。


Google Mapsに集約されると考えられるコンテンツを挙げてみる。


ゲーム
Google MapsやEarthと連動したゲーム開発。


Ships Simulator Using Google Earth


Formula One Drive Tour in Google Earth


SNS (3Dアバター + チャット)
Googleは過去にSecond Lifeのようなサービス、"Lively"を発表。2008年12月にこのサービスは終了している。


Lively by Google


imvu(出会い系)はGoogleが2005年に買収しようとして失敗したサービス。ちなみにimvuは、Google sketchupを使用できるため、Sketchupで作成した imvuの3Dモデルは、Google Earthにエクスポートできる。


Exporting Your SketchUp Model to IMVU


Calendar
イベント告知等を目的に個人のスケジュールをGoogle Calendarにインポートし、Google Mapsに表示させる。


などなど。
ゲーム+ソーシャル要素を盛り込む機能はGoogle Mapsに吸収される気配が。




Google Street Viewのビルボードに広告を貼る試みなんかも実際に行われている。

Google特許には、オンラインマップアプリ中に広告を貼るシステムに関するものもある。画像内にあるビルや、ポスター、標識、ビルボードを認識する方法や、画像を最新の広告に張り替える機能を広告主に提供する。


Googleの例で言うと、ソフトウェアが映画館のマーキー(映画館の上に飾られるサイン)や箇々のウィンドウポスターを検出し、新しい情報に差し替える。これにより、映画館は、実際のStreet Viewの画面が古い場合でも、Street View上で最新の上映を告知できる。


Source: RWW


地図を制すれば世界を制する? Part1