スターバックスの魔法
Advertising Ageによると、
12月27日締めの第一四半期で、収益が3倍、$242 million, 30セント/shareという当初の予想を上回り32セント/shareという結果となった。売り上げは4%上昇、$2.7 billionであった。
四半期では、スターバックスはTV広告やストアでの試飲テストを含めた国内全土のキャンペーンを実施。ホリデーに、スターバックスは大抵TV広告を打つが、ブランドに焦点をあてたソーシャルメディアの成果は、カスタマーを(愛がテーマの音楽が流れる)店へと駆り立てた。
空前のブランディングキャンペーンによって、セールス向上を目にしている。
ちなみに、以下の3つの広告は観た者をほのぼのとさせる魔法に違いない。
Starbucks TV commercial "Bear Hug" (2007)
Starbucks Red Cup TV Campaign
Starbucks TV commercial "Window Wash" (2007)
さらにスターバックスは昨年シアトルの"15th Avenue Coffee and Tea, inspired by Starbucks."で、コーヒーやティーの他にも地方のビールやワインの販売を行っている。ここでは、カスタマーに地域コミュニティとのハイレベルな交流や深いコネクションを発見する新たな機会を提供し、他のスターバックスでは殆ど手に入らない多種多様なスターバックスコーヒー豆やフルリーフティー、スーパープレミアムスターバックスアイスクリームなどを味わうことが出来る。カスタマーは音楽パフォーマンス、詩の朗読などに参加、彼らの好きなLPをサウンドシステムで楽しむことが出来る。(Refer to: Starbucks Newsroom)。
シアトルから世界的にブランド展開し大きな成功を収めても、地元を大切にしいち老舗会社として地域貢献したいという理念が伝わってくる気がします。
スターバックス同様、ビールを店で売ることを予定しているバーガーキング。バーガーキングノースアメリカのトップであるチャック・ファロン氏は、"アメリカ好みのビールをアメリカ好みのバーガでどうぞ。”と言っています(Refer to: USA TODAY)。酒の販売、同じサービスでもスタバとBKでは洗練度が全然違う。これがブランディングか…これがプロの仕業か!と思わざる負えない。ちなみに私はスタバもBKも同じくらいブランドロイヤルです。