映画レコメンドサービス”clerkdogs”

あなたの好きそうな映画をレコメンドしてくれるサービスです.


ちなみに私は好きな映画,"something new"で検索してたところ,こんな結果が.

"Movie DNA"と呼ばれる映画を特徴づける"Romance, Humor", "character Depth", "Hollywood Feel", "Upbeat"などの項目で元ビデオショップ店員などの映画狂がレーティングするものらしい.

自社データベースにある映画タイトル約5000点すべてを元ビデオショップ店員など映画狂が人力でカテゴリ別に選り分けている。(TechCrunch japan)

自分で項目のレートをスライドさせて変える事で,自分のムードにあった映画をレコメンドしてくれる.

ただし,犯罪サスペンス/刑事物のジャンル以外の結果はB版の期間は保証出来ないそうです.

"Match It works best with crime and suspense movies. We can‘t guarantee results for other genres during our beta period."


結論としては,今はβ版のサービスなので今後はどうなるか楽しみです.


ちなみに,AmazonApple trailerでも"something new"で同じ事を試しました.レコメンドされたものはもちろん違います.ここでサービスの違いについて思った事.


アマゾンは,ユーザが始めから何かを買うと決めてサイトに訪れた時に威力を発揮するレコメンダーだと思います.わたしも"something new"を買いたいなと思っている時は始めにamazonに行きます.そして"something new"のような映画をもっと観たいと思った時は,自分と嗜好の近い人の購買履歴,"このDVDを買ったひとはこんなDVDも買っている"というレコメンダーをチェックすると思います.


Apple trailerは,ユーザに購買意欲がなくても喚起させるようなレコメンダーかなと思いました.高画質のトレイラーが観れるのは効果が大きいと思います.ただ特定の映画を探す訳でもなく,ふら〜っとApple trailerに訪れてサーフィンしているうちに,観たいものが出てくる.っていう感じの流れだと思います.実際わたしも不特定多数の高画質のトレイラーみたさにApple trailerにいって,観たい映画を頭にスタックしておいたりします.


"ユーザがどんな状況でどんな情報を求めているのか"がミソですね.だからclerkdogsもamazonApple trailerもレコメンダーとして一見同じサービスに見えるけど,ユーザが状況によってユーザが求める情報を返してくれるサービスを選んでいるので,サービスによって強み弱みもあるんだということが今日の発見でした.


Sources: clerkdogs, TechCrunch japan